老化に伴う費用は全て負のコストなのか

8/26/2024

社会問題 人権 政治

蕾が下から突き上げる形になって、子供を抱えたかのようなヒマワリ
子供を抱えたかのようなヒマワリ
ロシア、ウクライナ、ペルーの国花
8月に納涼祭を開催するマンションは少なくないようです。
我がマンションも内輪のものとしてはそこそこの規模の納涼祭を毎年開催しております。

出店や催し物は色々なクラブが甲斐甲斐しく前日あるいは数日前から下準備を始めますが、理事会の有志がたちがやる7つの大型テント、30脚ほどの長テーブルそして多数の椅子の準備と設置そして後片付けには大変な作業が強いられます。

作業するは人たちの殆どが老人です。
それでも元気な人たちがリーダーシップを発揮して働いてくれますので、作業はスムーズに進んでゆき、問題なく終了となるのですが…今後5年間もこのような作業を続けることには無理がありそうです。

つまり、納涼祭を止めるのではなく、大きくて重いものの設置や後片付け作業はいずれ業者に頼ることになりそうです。

このように、老化は建物だけではなく、他の人に頼らざるを得ない局面が増えてゆき、色々な面で経費が掛かってくるようになります。

昔、ある大学の教授が言った「現代の多くの社会問題は、人間が長生きするようになってきたが故である」という言葉を思い出します。
【ご参考】
現代の社会問題の多くは、人間の寿命が伸びたことに起因する

勿論、老化に伴う新たなビジネスの発展も期待できる筈ではあるのですが、問題は、その分野は付加価値を生み出さない負のコストと見做されていることです。

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