中国で不動産の私的所有権が認められている場所がある

8/11/2024

政治 中国

8月の白いコスモス
8月の白いコスモス

遅ればせながら知ったのですが、中国にも私的所有権が認められているケースがあるのですね。
中国人たちは政府が取り残した所と言っておりますが、地方にあるそうです。

中国ではマンション等の住処を買いますと、それは利用権(新築の場合は70年間)あり、所有権ではないのですが、その所有権が許されている地域があるというのです。

例えば、上海市の長江河口にある島々の崇明区です。

長江河口の島ー崇明島、長興島、横沙島の地図
(クリック拡大でご覧下さい)
崇明区は、上の地図上で中央部の島ー崇明島、右下にある長興島と横沙島です。

この地域には『私房』という個人所有が認められている住居があり、その殆どに農民が住んでいるそうです。

『私房』には私的所有権が認められているそうですが、売買はできないそうですね。

因みに、「私房」には「内密の」という意味もあります。


【ご参考】
社会制度と矛盾した中国の不動産税

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