凡人の考察

4/15/2019

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広場に集まった凡人vs非凡の対比画像
広場に集まった凡人vs非凡の対比画像
Nano Banana Proで生成

足掛け14年の継続

ホームページ開設から数えて、投稿を続けてきた期間が足掛け14年になります。途中で1年間の空白期間こそありましたが、これほど長期間続いたものは、生きること、仕事、そしてスキー以外にはありません。「だからどうした?」と問われると、言葉に詰まってしまうのですが、飽きっぽい性格の自分自身が一番驚いている、というだけの話です。他の方々には全く関係のないことですね。

 やはり凡人である

これまで書いてきた投稿を読み返してみると、自分がいかに「凡人中の凡人」であるかを痛感します。 要するに、誰かのためではなく、ひたすら自分のために書き続けてきたのです。その点では、特定の相手に何かを伝える目的があるメールよりも、価値がないとさえ言えるかもしれません。

一般的に「凡人」とは、社会に対して目に見える大きな貢献をすることのない存在、個々の存在感が希薄で、仮にいなくなったとしても大勢に影響しない存在、とイメージされているのではないでしょうか。 優秀で非凡な方々は、確かに社会に大きく貢献されています。また、非凡な悪人であっても、もし改心して悪事をやめれば、それだけで社会貢献になります。

ところが凡人は、優秀な非凡にもなれず、非凡な悪人にもなれず。中途半端な存在とも言えそうです。

凡人のための政治形態

しかし、視点を変えてみましょう。凡人は本当に希薄で、いてもいなくても良い存在なのでしょうか? そうではありません。なぜなら、この社会は凡人によって成立しているからです。

社会において、凡人は数の上で圧倒的な多数派です。ですから、凡人がいなくなれば社会は崩壊します。

しかも凡人は、「生活する」「生きる」ということに関して、最も安定した精神を持つ存在です。変化に対して警戒心が強く保守的ではありますが、ひとたび環境が変化すれば、それに適応しようとする強い生命力を持っています。

凡人は、自分が「個」としては弱い存在であることを知っています。だからこそ集団を形成し、仲間の力に頼り、それを利用しようとします。 したがって、数の力を基盤とする「民主主義」は、まさに凡人のための政治形態なのです。

白地に青い斑点が入る花のシャガ
シャガ
原産:中国東部~ミャンマー

凡人は多すぎるのか?

ここで少し話を広げます。上記の「凡人の数」に関連した考察です。
世界の人口の0.1%未満の一部特権階級が世界を動かしていると思われますが、彼らが今、世界の人口が減る方向へ舵を切っているという噂があります。この噂が信ずるに値するかどうか、その理由を推測してみます。

かつて、彼らが自分たちの地位を享受し続けるためには、労働力としての膨大な数の凡人が必要でした。搾取という単純なメカニズムです。 ところが、生産手段の革命的な発達、特にAIやロボット技術の進化により、一人当たりの生産性が大幅に向上したため、かつてのような膨大な凡人の数は必要とされなくなってきました。

むしろ彼らにとっては、余剰となった凡人の数や、凡人の権利意識の向上が、彼らが享受する地球上の快適さを脅かすリスク(食糧枯渇、環境汚染、権利の主張、テロ、犯罪など)になりつつあります。

そのため、彼らは凡人を数の上で必要最小限にし、かつコントロールしやすい状態に置きたいと考えているはずです。ある意味で、奴隷化の強化を志向しているとも言えます。極論すれば、AIロボットが凡人の仕事をすべて代替できる未来が見えれば、彼らにとってそれが理想的な状態となるわけです。

このように考えると、上記の噂にも信憑性があるように思えてきます。クローンや遺伝子組換えなど、倫理を超えるような研究が行われているという背景も、これに符合します。

根強い選民意識と、凡人の対抗手段

要するに、「人間らしい生活を享受するのは選ばれた極少数で良い」とする選民意識には、歴史的に根強いものがありそうです。

そのような彼らの選民意識が強まり、実行に移されるのを押し止められるのは、私たち凡人だけです。 凡人単独では非凡な彼らに太刀打ちできません。数で対抗するしかないのです。それを支えるのが民主主義です。

これまでの民主主義は、ともすれば優秀で非凡な人々に利用されてきた側面があります。しかし、これからは凡人が自分たちのために民主主義を利用できるかどうかが問われています。

民主主義という、数を力とする政治形態の中で、凡人は自分たちの存在価値を主張するとともに、その価値を否定するいかなる行為に対しても、反対する意思表示と行動を積極的に行っていく必要がある。私はそう考えています。

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