キバナコスモスの蜜を吸うクマンバチ 性格は温厚で威嚇しなければ大丈夫とのこと オスには針がなく、刺すのはメスです |
小選挙区の投票を済まして、比例代表の投票場所に移ったのですが…
そこには投票対象となる政党のリストが貼られており、各政党名の下には「略称」が記入されておりました…長い政党名を書くのは面倒だと感じる場合は「略称」でも良いということなのですね。
アレッ、略称の「民主党」が二つあるぞ!?
そんなバカなと思って数回見直したのですが、確かに国民民主党と立憲民主党の略称が同じ「民主党」なのです。
それに関する説明/注意書きの類はありませんでした。
どうなっているんですかと投票管理者に質問したのですが、総務省からの通達では;
「投票用紙に民主党と記載された投票は、立憲民主党と国民民主党それぞれの有効投票数に応じて按分されて有効投票に加えられますが、それが嫌なら正式な政党名を書いてください」
ということになってますと言われました…余りにもイイ加減な処理方法です。
そのような注意書きは政党リストと一緒に掲載されてしかるべきです。
その通達の詳細は次の通りです:
==========
比例代表選挙における政党名の略称「民主党」について
Q「民主党」記載された場合に票は
どう扱われるか?
⇒立憲民主党と国民民主党それぞれ
の有効投票数に応じて按分され、
有効投票に加えられます。
Q 按分されないためにはどうすれば
よいか?
⇒政党名の略称(民主党)を記載
するのではなく、ご自身が投票
したい政党名(「国民民主党」
または「立憲民主党」)を記載
して下さい。
Q なぜ同じ略称などわかりずらい
ことをするのか?
⇒それぞれの政党が中央選挙管理会
(総務省)に届け出た「略称」が
受理されたもので、同一の略称で
はありますが、公選法上制限は
ありません。
==========
政党名のリストは縦書きの横並びで、国民民主党は右端の方にあり、立憲民主党は左端の方にありましたので、国民民主党に投票した人々の中では略称の「民主党」を記載した人が多かったのではないでしょうか…一般的に、縦書きの場合は右端の方から見始めますので略称の「民主党」が二つあると気づかなかった人が国民民主党支持者には多かったとしても不思議ではありません。
按分と言っても、極端な場合は;
【有効投票数】
立憲民主党:民主党=100:20
【民主党票】
100(投票者の意図:立憲民主党
20、国民民主党80)
【民主党票の按分】
75票⇒立憲民主党、
25票⇒国民民主党という大変偏った国民民主党不利の結果になる可能性があります。
これでは公正な選挙とは言えません。
公職選挙法を改定して、中央選挙管理会が同名の略称を受理できないようにする必要がありますね。
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