杭州龍井の茶の花 |
性格のせいなのか、私は過去を振り返ることが苦手です。
何年も前の投稿にアクセスして下さる方々も少なくありませんので、今更ながらにブログの投稿を見返して、「てにをは」などの修正を良くやります。
その際に、投稿をじっくりと読み返すことは殆どありません。
それでも、滅多にありませんが、思い出に触れたい気分になることもないわけじゃありません。
そんな時には、いくつかの投稿に目を通して、その中で表現されていない朧気になってきている部分を読み起こすかのように読み返すことがあります。
ブログは、日記のようでも日記ではありませんので、出来事に付帯することを全て表現しているわけではありません。
そんな表現されていない部分の思い出に浸りたくなる時もあるのです。
ブログの投稿を読み返していますと、その中では表現されていない部分を思い出させてくれます。
投稿を書いた時の自分の心境、時系列的な心の動き、相手の行動や反応、会食で食べたもの、あの時に何故そうしなかったのか/そうしてしまったのか、行き帰りの道中のこと、などなど…私小説的な内容を思い出させてくれるのです。
それらの思い出の中には、今でさえ、多少なりとも胸を苦しくさせられてしまうものもあります…
冒頭の写真は、中国浙江省杭州龍井(ロンジン)の茶畑の茶の花ですが、この写真一枚にも思い出が沢山詰まっています。
【ご参考】
★ 書き留めていたことは古くとも記憶の感触が蘇ります
★ ロンジンとロンジン
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