国民ってマジ「シマウマの群れ」!?……ちょっとした戯れ

2/12/2026

意見 人権 政治

教授と女子学生のお茶のみ会話

国家は誰を守るのか
りあむ:教授、おはよー。
    ねえ、「国が守ってくれる」ってさ、
    どういう意味?
教 授:いきなり抽象度が高いな。
    国家とは、領域と主権を持ち、国民を
    保護する統治機構だ。
りあむ:ほら出た、“機構”。
    でもさ、それって結局、「誰をどこまで
    守るか」決める装置ってことでしょ?
教 授:……まあ、そうとも言える。
りあむ:うちらが必死に納めてるショバ代……
    あ、税金?あれって、払った額で
    「守りランク」決まってそうじゃん。
    教授はいいよ、給料高そうだから
    「ダイヤモンド会員」で守られそうだ
    けど、うちら「無料プラン」で
    真っ先に生贄にされそうだし!
    で、その守りって平等?
    それとも「優先順位つき」?
教 授:国家には限られた資源しかない。
    だから優先順位は不可避だ。
りあむ:ほらー!やっぱりランキング制じゃん!
    「国家プロテクト Tier表」あるでしょ
    絶対。
教 授:君は何でもゲーム化するな。
りあむ:だってさ、現実そうじゃない?
    影響力のある人が困れば即対応。
    名もなき人が困れば、手続きに三ヶ月。
教 授:それは制度の問題であって理念の問題
    ではない。
りあむ:でもさ、理念と実装がズレてるなら、
    国家って“理想を掲げた現実的な妥協
    装置”ってこと?
教 授:……手厳しいな。

シマウマは無垢で、人間は説明する
りあむ:この前さ、TVで見たんだけど、
    ライオンに襲われて逃げまわっていた
    シマウマの群れが、ライオンに仲間が
    パクられると、何事もなかったかのよう
    に隣で草食い始めてんの。
教 授:それは以前も言っていたな。
りあむ:でもさ、あれは無垢じゃん。
    考えてない。意味づけしてない。
    でも人間は違う。人が犠牲になるとき、
    ちゃんと“理由”をつける。
教 授:例えば?
りあむ:「国益のため」「経済のため」
    「秩序のため」。
    なんなら「仕方がなかった」。
教 授:……。
りあむ:シマウマは“考えない”。
    人間は“正当化する”。
    どっちが残酷?
教 授:……人間は理性を持つがゆえに、
    犠牲を構造の中に組み込むことが
    できる。
りあむ:そう、それ!
    「必要な犠牲」って言葉、
    便利すぎない?
教 授:国家は常に、個人の命と全体の存続を
    天秤にかける。
    戦争、感染症対策、経済政策…
    すべてそうだ。
りあむ:じゃあさ、国家って結局、“誰を犠牲に
    すれば許されるか”を決める権力って
    こと?
教 授:……極端だが、本質を突いている。

契約か、運命共同体か
りあむ:国家ってさ、契約なの?
    「守るから従え」っていう取引?
教 授:社会契約論ではそうなるな。
    ホッブズは「安全のために自由を
    差し出す」と言った。
りあむ:でもさ、その契約って更新できるの?
    解約ボタンどこ?
教 授:基本的には、ない。
りあむ:サブスクよりタチ悪いじゃん!
教 授:だからこそ民主主義がある。
    完全な解約はできなくとも、内容の
    変更は可能だ。
りあむ:でも多数決ってさ、少数派の犠牲を
    “合法化”する装置にもなるよね。
教 授:……それが民主主義の永遠の課題だ。
    多数の幸福と少数の権利の緊張関係。
りあむ:つまり国家って、「全員を守る」と
    言いながら、常に“誰かを十分には
    守れない”構造なんだ。
教 授:そうだ。国家は万能の盾ではない。
    むしろ、不完全さを管理する仕組みだ。

それでも国家を必要とする理由
りあむ:じゃあさ、国家って欠陥商品じゃん。
教 授:欠陥というより、
    “人間の限界を映す鏡”だ。
りあむ:……かっこいいこと言うじゃん。
教 授:人間が完全に利他的なら国家は
    要らない。だが現実はそうではない。
    だから、完全ではない装置を
    作るしかない。
りあむ:でもさ、その装置が弱い人を切り捨てる
    方向に傾いたら?
教 授:そのときに必要なのが——
    君のように疑う声だ。
りあむ:え、私いま褒められてる?
教 授:国家は常に「守る」と言う。
    だが、誰が守られていないかを問い
    続ける者がいなければ、その言葉は
    空洞になる。
りあむ:……じゃあさ、無料プランでも持てる
    武器って、“問い”なのかな。
教 授:そうだ。
    問い続ける限り、国家は完全な
    捕食者にはなれない。
りあむ:シマウマにはできないことだね。
教 授:ああ。
    だから人間は、残酷だが、同時に希望も
    持てる。
りあむ:……教授。
教 授:なんだね。
りあむ:今日ちょっとカッコいい。
教 授:たまにはな。
りあむ:私をダイヤモンド会員に昇格させて?
教 授:却下だ。
りあむ:ぴえん。

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