マンション管理組合の理事会役員をやりは始めて…

8/17/2024

建設 日常 部屋

巨大な牛久阿弥陀大仏
巨大な牛久阿弥陀大仏
地上高:120m
総重量:4,000トン
(車おおよそ2,600台分)
巨大な牛久阿弥陀大仏を下から見上げた構図
牛久阿弥陀大仏を下から見上げた構図
先端がカールしている青草の仕切り線
今年から、マンション管理組合の理事会役員をやらされております。
やらされているという理由は、単に、未だ理事の経験がない人たちの中から各棟ごとに入居年数の古い順に選ばれるボランティア活動のようなものだからです…毎年の改選は基本的に各棟ごとに全理事の半数だけになります。

任期は2年間ですが、1年目は2年目の理事たちの活動を手伝う形で学ぶことから始まりますので、1年目から○○部の部長になってリーダーシップを求められることは基本的にありません…とは言っても例外はあります。

この互選システムは、私は理に適っていると思いますが、かと言って、2年目の理事たちが必ずしも意欲的に業務を熟(こな)してくれるということではありません。

理事たちには、全般的に目先の問題を処理してゆき、波風を立てずに流れに任せて任期を全うしようとする傾向が強くあります。
特に、本職の傍ら片手間に理事の仕事をやってくれている方々は、出しゃばらないように一・二歩引き下がって対応することに終始する傾向にあります。

それでは定年リタイア組は意欲的かと言えば、そうではありません。
彼らにとっても煩わしいことや軋轢が生じそうな案件には、当事者であるにも関わらず、四方を丸く収めようとして第三者であるかのような立場をとろうとする傾向が強いです。

このような奉仕活動的な組織の中で、見栄っ張りの目立ちたがり屋で我田引水するようなタイプの人が理事長になったら、勝手なことをやられてしまう可能性が高くなりますので大変です。
何故なら、他の理事たちの多くは、何とか抵抗しようとする意欲を持ち合わせてはおらず、理事長の言いなりになってしまう傾向にあるからです。

とにかく、波風立てずにマンション生活を送ろうとする所為もあるかもしれませんが、面倒臭いことには立ち入らないという気持ちが強すぎて、自分たちのマンション管理を少しでも改善しようなどとは露ほども思ってない理事たちが多すぎるのです。

このような不甲斐ない状態をもたらす一番大きな原因は、理事たちはマンション管理に関する基礎知識が無知に近く、改善するためには何をどうすればよいのか分からないということです。
また、新旧理事間の不十分な引継ぎが続いてゆきますから、数十年も経ってしまいますと過去からの経緯があやふやになってしまい、膨大な過去の資料から調べてみる意欲を持った、現れるかさえも分からない、理事に期待するような神頼みに近い状態です。

勿論、管理サービス会社との管理・コンサルタント契約があり、定期修繕、大規模修繕等の計画書や決算書の作成と預金の管理はしてくれますので、主要な部分では問題なさそうに見えますが、飽くまでも理事会がイニシアチブを発揮して意味を成す事柄ですので、任せっきりでは何れ問題が表面化して二進も三進もゆかなくなる可能性があります。
実際に、そのようなマンションが身近にあったりもするものです。

このような環境下でも、一つでも二つでも改善余地あるものに挑戦してみたいと思っているのですが…前途多難ですね。

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