天皇家の継承問題に関する国民の意識

12/09/2024

人権 政治 歴史・文化

石垣島の展望台から見たハイビスカス
石垣島の展望台から見たハイビスカス

天皇継承問題は随分と騒がれました…あーでもない、こーでもないと。

どうしてこうも皮相的な理解だけでマスコミ・知識層は日銭を稼ごうとするんだろう?
もっと大騒ぎする必要のあることが沢山あるにも拘わらず… な~んて思ったりしたものです。

女系天皇の問題は天皇家及び皇族に預ければいいんですよ。
エッ、税金で養っているのでそうはゆかない!?
税金で養っている人達は他にも一杯いるじゃないですか。

いいですか、天皇といえども今では家族生活を営む人間なのですよ。
そういう人達に、自分たちの家長をどうするか、家系をどのように守ってゆくか等を決めさせてゆくのが道理でしょう。
そこまでの自由さえ奪うのですか? まるで禁治産者扱いじゃないですか!

な~んて、大袈裟に投稿したりしたものです…ホント、自己満足の世界です。

天皇家の決定が国家に多大な不利益を及ぼす可能性のある場合だけ、国民は国会を通して反対すればイイんじゃあないですかね。

思うに、マスコミが騒ぐほど、国民の多くは、こんな問題に特別な重要性を感じてはいないようです…

天皇の地位継承の連続性は、国民の意識上では、既に明確に断絶しています。
何故って、国家を統一し、国民に敬われてきた天皇は「神」だったわけですが、昭和天皇の人間宣言によって神ではなくなり血の通う我々と同じ人間になった訳ですから、そこで神武天皇から脈々と続いた天皇=神としての継承は断絶したことになります。

今では、天皇は人間が定めた現代法によって規定された地位であり、天より降臨した存在ではないわけです。

従って、天皇という地位の継承は、父系とか母系とかの血筋云々によって決められるものではなく、その地位に相応しい人物か否かで判断されるべきものだと思います。

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【ご参考】
日本の天皇制の短絡的な側面

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