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今回は自分の忘備録のようなもので、“Bios”(バイオス)というものを弄ったことのない方にとっては無意味な内容です。
今では、UEFIというシステムが採用され、BiosのアップデートもWindowsからできますので、Biosの設定画面を見たこともないとう方は多いと思います…そうであっても、勿論、パソコンを使う上で問題はありません。
パソコンには“Bios”(Basic Input Output System=基本入出力システム)という機能が備わっており、パソコンの電源を入れますと、Biosはパソコンを統合的に機能させる“OS”(Operating System=基本ソフトウエア)、例えば、Windowsを起動させる準備をする、あるいは、起動させます。
パソコンに初めてOS、例えば、Windwosをインストールしようとしても、もし、Biosが無かったり、機能していなかったりしますとパソコンは全く反応しません。
また、パソコンが不調になり、万が一、OSがインストールされているHDDやSSDをフォーマットして真っさらにしてから再インストールすることが必要になった場合、それが可能になるのはBiosがあるからです。
WindowsがBiosの機能分野もカバーするようになったと言われてから何年も経ってますが、今でもBiosは“UEFI”(Unified Extensible Firmware Interface)システムへと進化して色々な機能を担っています…それはUEFIファームウエアの設定画面を立ち上げてみれば分かります。
さて、ちょとオタクっぽい方々にとっては必要となるUEFIファームウエア設定についてですが、通常であれば、パソコンに電源を入れた時や再起動の際にファンクション・キー(例えば、F2)を使って設定画面を立ち上げるのですが、何かしらが原因となってファンクション・キーでは立ち上がらなくなる場合があります。
その場合、昔は、マザーボードにあるピン設定を変えてBiosをリセットしたりして対応したものですが、今では、それとは異なった次の方法で立ち上げます。
(これはWindows 10のケースです。Windows 11の場合は最下部のPS.をご参照下さい)
1)Windows Update画面を開き、赤丸の「回復」をクリック
2)「回復」画面で、赤線で囲まれた「今すぐ再起動」をクリック
3)「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリック
4)「トラブルシューティング」画面で「詳細オプション」をクリック
(間違えないように!)
5)「詳細オプション」の画面で「UEFIファームウエアの設定」をクリック
6)「再起動」をクリック
⇓
「UEFIファームウエアの設定」画面が現れる
以上なんですが、ちょっと面倒臭いですよね。
ついでながら、パソコンをお買いになってから一度もBiosのアップデートを行ったことがない場合、パソコン・メーカーのサイトに行って、アプリやドライバの更新をチェックなさってみるのもイイですね…注意事項としては、ご自分のパソコンのモデル名を間違えないことです。
Biosの更新ファームウエアも1・2回提供されている場合が珍しくありません。
Biosの更新はパソコンの動作を安定させます…体感できるか否かは別としまして。
私の長年の経験上では、Biosの更新でパソコンの動作が不安定になったということはありませんが、パソコン・メーカーが指定したBiosの更新によって、万が一、ご自分のパソコンが不調になったとしても、私には責任が取れませんので、悪しからずお含み置き下さい。
PS.
Windows 11の場合も同じだと思ってましたが、出だしが少し違いましたね。
Windows 11の「設定」画面 |
「設定」画面を開きますと「システム」の中に「回復」(上の画面の右下にある赤丸)があります。
それをクリックして進みます…後の基本的な操作はWindows 10の場合と同じです。
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