ノースポール |
日本の大手の住宅建設会社の方から話を聞く機会がありました。
その会社は、上海市に近い地区に価格帯7億円から13億円という超高級マンションの建設予定で、その販売中です。
部屋の広さのは、199~368平米の範囲ですから、大邸宅です。
その販売責任者の方は、資材の多くは日本から輸入してくるので、物凄く高いマンションになってしまいましたと仰ってました…
暗に、売れるのかなあ~というニュアンスが感じとられましたが、多分、売れることでしょう。
居住者が2,500万人にもなると言われます上海では、これ以上の人口増には無理がありそうに見えます。
400万人程度はいるように思われます超裕福な方々が、今となっては家族の生活のためには決して良いとは言えない上海の中心地を離れて、より環境の優れた地域に引越したいと考えたとしても不思議ではありません。
上海では、春節明けから住宅価格が20%前後も値上がりしています。
賃貸に住んでる方々は引越しの検討で大変です。
生活レベルを下げざるを得ないような状況です。
しかし、何故、急激な値上がりになってきているのか、明快に答えてくれる方に未だ出会っていません。
先程の販売責任者の方は、値上がりはしているが、中古マンションが売れているという話は聞いたことがないと仰ってました…
新築は売れているそうです。
そういう現象を前提として考えますと、
上海市の資金収入のための土地開発による新築マンション建設が住宅市場価格を強引に引き上げてしまっているのかもしれません。
何から何まで値上がり続ける上海市に嫌気をさす企業が多くなり、このままでは、かつてのニューヨークのマンハッタンで発生した現象と似たような現象が起きるかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿