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白いスズランのような花を咲かせるドウダンツツジ 原産地は日本と台湾と言われます |
世の中がせちがらくなってきたのか、それとも大富豪の飽くなき利益欲がなせる業なのか、長年お世話になってきましたAmazonのPrime Videoで観る映画やドラマに最近になって広告が挿入されるようになりましたね。
広告の挿入と言いましても、トイレから戻っても未だ終わっていないTVのコマーシャルのように毎回何分も流れるのではなく、10数秒程度のものが映画/ドラマ1本当たり1~2回です。
広告が挿入されていないPrime Videoの映画やドラマが今でもありますが、何れ、殆どのものに挿入されるでしょうね。
広告拒否の会員登録も可能ですが、勿論、有料です。
Amazonのプライム会員の会費は2023年に税込みで月額500円から600円に値上がりしました…20%の上昇です。(一年分一括で支払うと多少割引されます)
Amazonで買い物するためには会員にならざるを得ません。会員になりますと一般的に、数百円の物を購入しても送料無料で配達してくれます…中には、販売者がAmazon以外で重いものが送料無料とならないケースもあることはあります。
Amazonの経営コストを押し上げている要因の中では、2023年の人件費+燃料費の高騰による輸送費の上昇が挙げられますでしょうが、長期化した円安も日本側がドル建てで支払っているロイヤルティの負担を重くしてきたことも考えられます。
輸送費は物流コストの50~60%を占めると言われております。
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の調査によりますと、2023年は57.6%でした。
興味深い力関係を表しているJILSの調査内容があります。
売上高物流コスト比率(売上高に占める物流コスト)は過去20年間で2021年が最も高く5.7%だったのですが、2022年5.31%、2023年5%と下がってきています。
物流コストの上昇傾向は続いたにも拘わらず、売上高物流コスト比率は下がってきた原因は、物流コスト以上に売上高(販売単価)が上昇したことにあります。
つまり、物価上昇の速度と比較して、物流事業者から荷主企業への価格転嫁が追い付いていないとも言えるわけです。昔から、物流業者は荷主企業に対して弱い立場に置かれており、その状況は今でも変わっていないということなのでしょうね。
PS. 2025年5月5日(月)
Amazonの映画やドラマに挿入される広告が10数秒程度と思っていましたが、色々と観てゆくうちに、30秒以上も続く広告も出てきました。まあ、それでも今はTVの広告に比べるとず~っと短いですが、何れ、どんどん長くなってゆくように思います。
私の場合は、並行して契約していますHuluの方を観る回数が増えてゆくでしょうね。
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