|
|
筑波山に咲くマリアアザミ 原産地は地中海沿岸と言われます 標準和名はオオアザミ(大薊)で、別名のマリアアザミには、 マリアにミルクを捧げる娘がマリアアザミのトゲに触れ、 驚いてこぼしたミルクが葉を白くしたという伝説があるそうです |
-
効率的な情報伝達
専門用語は、多くの概念を含む複雑な事柄を一言で表現できるため、説明の時間を大幅に短縮し、効率的なコミュニケーションを可能にします。 -
共通理解の促進
特定の分野の専門家は、その用語が持つ背景知識や背景にある概念を共有しているため、専門用語を使うことでスムーズな意思疎通が図れます。 -
正確性の確保
一般的な言葉では曖昧さや誤解が生じやすい場合でも、専門用語を用いることで意味を限定し、情報の正確性を保つことができます。 -
作業効率の向上
例えば、長い病名や術式を専門用語に置き換えることで、記録や会話の際の時間が短縮され、作業全体の効率が向上します。 -
地位や所属の表明
同じ専門分野にいる人々が専門用語を使用することによって、理解という点での信頼関係が維持されます。
しかし、政治家が一般大衆、あるいは、不特定多数の人々に話しかける際に、一般的ではなく調べなければ意味を確認できない言葉を、しかも、その言葉を一般的な言葉に置き換えても何ら問題ない場合に、使うことは聴衆に戸惑いとストレスを感じさせるだけです。
思うに、役人が作文したものを政治家が読み上げるために、そのような失態が演じられるのでしょうね。
最近、石破首相の発言に、出発をひっくり返した「発出」という言葉がありました。
「発出」を「発表」という意味で使っているようなのですが、広く使われている中型国語辞典には「発出」自体が載っておらず、大型国語辞典の大辞林には「発出」はあっても、その字義に「発表」という意味はありません。
どうも役所による造語だろうと言われているようです。そうであるなら、一種の専門用語と言えますでしょうね。解説を試みているサイトによりますと、発令とは違って、なんら拘束力のないことを責任のある立場の人が発表する際に使われるようです。
日本語の専門家の意見では、「発出」をあえて使用する意味はなく、その言葉が広く使われることは支持しないそうです。
【ご参考】
★国民に向けた警告には専門用語を使ってはならない

0 件のコメント:
コメントを投稿