広い梨園 |
大きく実った梨 |
10年程度前までは毎年のように梨を買いに梨園に行っていたものですが、上海に住むようになってからは、とんとご無沙汰していました。
新型コロナウイルス問題で疎遠になっている外出も、たまには自宅軟禁状態から解放されてみたいと思い、遅蒔きながら梨園に行ってきたのです。
うろ覚えになった道順もさることながら、何故か、ゆく先々の道路が渋滞しており、そう遠くはない場所にも拘わらず、時間ばかりが過ぎてゆき、ちょっと、イラつきながらも、所々に見覚えのある建物が目に入ってきて、なんとか辿り着けたという次第です。
ひと昔、あるいは、ふた昔とも言えそうな10年ほど振りなのですが、梨園に着いて見ると、なんらも変わっていない佇まいに、ちょっと、意外な気持ちになりました。
倉庫兼販売所では、4人が箱詰めなどの作業をしており、その雰囲気にも違和感がありません。
変わってゆく自分自身の姿とは関係なく、変わらずにいるところもあるんですよね。
ネットで調べてみますと、梨にも色々な種類があり、甘みが強く食味が良い『幸水』や『豊水』などと他の種を交雑して多品種の梨が開発されているようですね。
収穫時期が早い『幸水』はありませんが、多少は期待していた『豊水』も在庫はなく、次回の収穫は9月10日ごろになるとのことでした。
今年の梨は泣きたくなる程の不作だと梨園の方が言ってました。
自然を相手にするビジネスは、自然の気紛れと人々の気紛れに左右されますので、大変ですよね。
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