コケティッシュな深紅の椿 |
主に読売と産経が小沢非難を続けています。
自民党広報部門の別働隊のような読売と産経でしたから、節操があると申し上げた方が良さそうですね。
特に産経は、民主党政権誕生後に、自分達は野に下った、民主党の思い通りにはさせない
と息巻いたのですから凄いっ!と言えます。
まあ、それはイイのですが、MSN産経の次の記事の意図的内容は、記者の矜持が微塵も感じられないものです。
[引用]・・・・・・・
集団的自衛権の行使めぐり首相と小沢氏が責任のなすり合い
2009.11.2 23:45 MSN産経ニュース
国会 集団的自衛権の憲法解釈をめぐり、鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長が2日、責任のなすり合いを演じた。
首相は衆院予算委で集団的自衛権の解釈について「変えるつもりはない」と答弁。
これを受け、自民党の大島理森幹事長は、小沢氏がかつて内閣法制局の解釈にかかわらず、内閣が解釈変更すると決めれば、集団的自衛権の行使は認められるとの考えを披瀝(ひれき)していたことを念頭に「小沢氏は違うことを述べてきたが、政府と民主党が違うこともあり得るのか」と指摘した。
首相は「党は党としての判断がある。党に聞いていただければ」とかわしたが、小沢氏は2日夕の記者会見で「僕は政策論はやらない。最初から言っているでしょ。政府に聞いてほしい。私は党務の方ですから、そういうたぐいのことに発言する立場ではない」と一蹴(いっしゅう)。
集団的自衛権をめぐる政権のスタンスはますます定まらなくなった。
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鳩山首相は明確な解釈を持ち、且つ、小沢幹事長は政策は政府が決めるー
つまり、集団的自衛権の解釈は政府がやると言っているわけですから、「集団的自衛権をめぐる政権のスタンスはますます定まらなくなった」という記事の結論は論理的矛盾に陥っています。
スタンスが定まらなくなっているのは、産経の記者(編集者)なのかもしれませんね(笑)
【ご参考】
★退廃したマスメディア問題の核心に触れた記事
★退廃したマスメディア問題の核心に触れた記事
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