日本の議員を選出する一票の地域(選挙区間の)格差が他の先進国と比べて大きすぎると批判し、政権交代の前に格差是正が行われるべきだろうと主張する有識者がいます。
まず第一に、自民党政権自体がやる気が無いので、政権交代しなくとも同じことだろうということです。
次に、格差問題に拘るということは、一人ひとりの議員は特定の地域・団体等の利益代表者ということを前提としているわけです。
最後は、日本の国土を広範囲に活用し、地方を活性化し、都会生活者たちをブロイラー的生活から解放するために誰が政治的レーダーシップを取れるのかということです。
日本の社会諸問題の多くは、この点に解決の方向性が見出されると考えます。
以上の点を考慮しますと、単純計算で一票の重みを均一化することは、一極集中という大きな問題を更に悪化させることになります。
一つの方法としては、
地方の選挙区の範囲を拡大し、有権者の数を増やすことによって格差の是正を行うことを検討するべきです。
勿論、程度問題はありますが…
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