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安倍のマスクは話題だけが先行して、2か月近く経っても、配布率は5%程度(5月12日時点)と言われています。
(最終結果は、文末PSの通りです)
最近では、ホームセンターや大手の電器店などの売り場でも、マスク50枚入りの箱が積み上げられていますので、多分、マスクは手に入らないという情況ではなくなったと言えそうです。
マスクが無くて人々が本当に困ったのは、3月ではなかったでしょうか。
それでも、3月末になりますと、中国から買える状況になりました。
【ご参考】上海ではマスクが簡単に手に入る
中国のネットでは50枚入りで2,000~3,000円程度で買えるものが、一攫千金を狙う輸入業者を通して日本で販売される価格は2倍以上に跳ね上がっていたようですね。
しかし、比較的短期間で値崩れが起きてきたように思います。
その原因は、
- 一攫千金を狙う業者が数多く参入し、また、
- 4月7日の緊急事態宣言によって人々の外出するケースが大幅に減ったためにマスクの需要自体が減ってきた
安倍首相は、安倍のマスク配布がマスクの市場価格を下げたと力説されておられるようですが、そのようなことは一切ありません。彼らは、売れ行きが鈍ってくると、どんどん値段を下げますので、急激な値崩れが起きてきます…彼らは不良在庫(売れ残り)を抱えてしまうことを大いに懸念するのです。
因みに、10年以上前にもマスクが不足したことがありましたが、その当時に、売れ残りを40フィートコンテナ単位で抱えてしまった業者もいたそうです。
多くの方々が仰ってますように、今更、安倍のマスクを全世帯に2枚配布することは夏炉冬扇なのです。
それにも拘わらず…
466億円と言われるムダ金を使おうとしているのですから、そうさせる裏事情があると言われています。布マスク供給業者3社への支払いは91億円なのだそうです。
政府の予算計上466億円-91億円=375億円…この差額375億円が配布に係わる費用となります。
マスク代金の4倍強の費用です。
この差額の主たる用途は郵送料なのでしょうから、政府には日本郵政に儲けさせる必要があるのでしょう。
つまり、安倍のマスクの主目的は、新型コロナウイルス感染から国民を守ることではなく、日本郵政(アフラックが関係する)に金を流すことではないかと我々は疑念を抱いてしまうわけです。
それにしましても、政府・官僚の横暴さが誰の目にも明らかになってきてます。
それを許しているのは、他ならぬ我々国民なんですよね(^-^;
まあ、大抵の人々は、私のように文句を垂れて、カタルシス現象に浸っているだけなんですが…
PS.(2020年5月27日)
安倍のマスクが未だに配られていない世帯の方が圧倒的に多いのではと思われます。
市場では、布マスクが2枚作れるカットされた布と紐がセットで500円程度で売られているそうです。
それを買って作っている人たちは少なくないと聞きました…
全ての地域で緊急事態宣言が解除されそうな状況になってまでも配布されない安倍のマスクは、一体全体、何なんでしょうね"(-""-)"
PS. (2021年12月16日)
昨日、政府は7,000万枚の安倍のマスクを在庫(不良在庫)しており、在庫費用もバカにならないので、欲しい人には差し上げるというニュース報道がありました。
政治家・役人による特定の業者への身勝手な利益誘導が招く無駄金の典型的な例なのでしょうね。
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