大きく花開いた黄色いチューリップ |
【ご参照】激痛に慣れるということはありませんね(>_<)
激痛に見舞われて歩くことも出来ずに救急車を呼んだという知人の経験では、 1週間に3回(が限界だそうです)もブロック注射(神経に直接麻酔)を打ち、その結果、苦痛が消え、激しい運動もできるようになり、1年間が過ぎたそうです。
私の場合は、鎮痛剤を飲む必要はなくなっていましたが、 毛細血管の血流を改善する薬を飲み続けてはいても、50m程も歩くと痛みが出て、その痛みが消えるまで立ち止まって、それから再度歩き始めるという状態でした。
これでは、普通の日常生活が出来ず、上海にも戻れません。
そこで、3月12日の診察時に知人の経験談を医師に伝えたところ、それではブロック注射を試してみますかということになり、その日に受けることになりました。
以前から、その医師にはブロック注射を勧めるという雰囲気がありませんでしたので、ブロック注射の問題点を問いましたところ、
- 長さ8cmぐらいの針を刺すので痛い
- 目的の神経に針が触れた時に激痛が走る
- 感染症の可能性がある
- 効果がでる人と出ない人がいる(全ての患者に効果があるわけではない)
- 効果が出ても、どれだけ持続するかは患者によって異なる
ということでしたね。
1番目と2番目は、1回耐えれば良いだけですので問題ありません…と思ってました。
他は、やってみないとわかりません(-_-;)
病院に戻り、ブロック注射の受付で待ってますと、間もなく呼ばれて、診察台の上にうつ伏せになりました。
ズボンを下げて、上着を上げて、腰の部分を出します。
看護師が丹念に腰の右側を消毒しています。
医師(麻酔医?)が来て、ちょっとだけ痛いです、ごめんなさいとか言って、針を刺してゆきます。
皮膚に針を刺す時だけチクッと以上に痛いですが、その後は痛くありません。
ズキンとするようなショックを感じた時は教えて下さいね…と医師は言いながら針を深く刺してゆきます…が、何らのショックもありません。
何にも感じませんか…と医師は言いながら、場所を変えて針を刺します…当然、刺し始めは痛いです。
それを数回繰り返してから、もっと深い場所かもしれませんね…長い針を下さいと医師は看護師に要求しています。
とは思っても、何回も刺されるよりはマシです。
その長い針を使って刺すのですが、それでもショックはきません。
医者は、もう遠慮もせずに、何回も刺して目的の神経(5番)を探ります。
それでも、何らのショックも感じませんので、とうとう医者は、同僚の医師にバトンタッチすることにしたのです。
暫くして、その同僚が来て針を刺しますが、刺される痛みだけで代わり映えがしません。
その医師も何回も差替えて探りますが、とうとうギブアップです。
今度は、最初の医師が、神経が骨の部分に隠れて針が届かない場合もあるんですよねと言いながら、何回も針を刺して探りを繰り替えすのです。
20回程度は針を刺されている腰の部分の鈍痛が酷くなり、苦しくなってきました…先生、もう結構です、諦めますと言いかけた時に、その医師は、最後に別の先生にやってもらいますと言うではありませんか!?
こっちは、またかよぉ~、勘弁してくれぇ~と思いつつも、イヤだという勇気がありません。
暫くして、その別の先生がやって来て、看護師に何やら言っています。
その別の先生は、何も言わずに針を刺してきました…イタイーっと感じたので、針が太いのではと思いました。
そして直ぐ、 足に電流が走ったような ショックが来たのです…先生、来ましたあー、ビリビリしてます!!
最初の医師が、そうですか、そのまま動かないでいて下さい、薬を入れますからねと言います…針を刺した医師は黙してます。
薬を注入する時に圧迫感があると言われていましたが、あれだけ針を刺された後では、圧迫感も何も感じませんでしたね(-_-;)
ということで、その後、足に酷い苦痛は出なくなったのですが、針を矢鱈目ったら刺された腰の部分に重い違和感が残ってます。
しかし、あれだけ刺されても感染症の心配はなさそうですので、まあ、良しとするしかありませんよね。
心配して来てくれた整形外科の担当医に、効果は人によって異なる、という「人」は、患者ではなく医者を意味するんじゃないのと言ってやりたい気持ちをグっと抑えて、お世話様でしたと言って済ませた次第です(^-^;
その後、経過は順調(?)で、重い物を持っても、長く歩いても、痛みは全く出てきません。
しかし、神経が麻痺している所為か、足が思うように機能せず、ちょっとぎこちない歩き様になり、思うように走ることも出来ません(-_-;)
そして、腰には重い感じが付きまとっています。
ブロック注射後のぎこちなさがなくなるまで半年間程度かかりましたね…その後は特別な問題もなく過ごすことができました。
そして、3年が過ぎた頃に腰に以前と似たような、ちょっと痛いような重苦しい症状が出始めて、そろそろ再度のブロック注射が必要になるのかなあ~と思っていたのですが…
そして、3年が過ぎた頃に腰に以前と似たような、ちょっと痛いような重苦しい症状が出始めて、そろそろ再度のブロック注射が必要になるのかなあ~と思っていたのですが…
たまたま、腰痛で悩んでいた親戚の方から紹介されたAKA博田法なる療法を胡散臭いと思いつつも、その療法を行っている整形外科が近くにありましたので、試してみることにしたのです。
強く押すというイメージのマッサージとは全く異なり、そんなやり方で効くのと言いたくなる程に優しく腰に触れるようなやり方です。
AKA博田法の効く効かないは患者による差が大きいそうで、5回(2~3週間に1回))やってみて症状が改善しなければ諦めて下さいと理学療法士の方も割り切っています。
AKA博田法の効く効かないは患者による差が大きいそうで、5回(2~3週間に1回))やってみて症状が改善しなければ諦めて下さいと理学療法士の方も割り切っています。
私がお世話になった医院は保険が利き、費用は高くありませんので5回通ってみることにしました…保険が利かない医院は1回5・6千以上掛かるようです。
2回目までは全く症状に変化はありませんでしたので、「やはり効かないんだろうなあ~、ヘルニアで飛び出た軟骨が5番神経を圧迫しているというMRI検査の診断だからマッサージごときで治るわけがない」と思いました。
惰性で3回目を受けて帰る時に…なんと、症状が全くなくなり腰が軽くなったのです!
確かに、ちょっと痛いような重苦しい腰の症状は消えていたのです。
確かに、ちょっと痛いような重苦しい腰の症状は消えていたのです。
狐につままれたような、魔法でもかけられたかのような奇妙な気分になってしまいました。
同じ時期にAKA博田法に通った姉(股関節)には効果がありませんでした…彼女は結局手術しましたので、手術する程の症状には効かないのかもしれませんね。
この手の何とか法は、うさん臭さが伴いますので、私も事前にサイトを調べてみました。
ちょっとショボいサイトですが、一通りの説明とAKA博田法を行っている医院を調べることができます。
問題は、AKA博田法の看板を掲げる認定を受けている医師の数が少ないことです。
私が調べた時点では全国で24名だけでした。
お近くに認定医院があるのなら、ダメもとで通ってみるのも良いかもしれませんね…飽くまでもダメもとで(^^;
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