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政府の各省が勝手に判断しないで、広く有識者の意見を取り入れるという建前で設立する
何々諮問委員会(審議会も含まれる)という制度がありますが、堺屋太一氏によると、殆ど機能していなかったということです(笑)
学者や専門家が参加して特定の議題を審議するわけですが、学者が100人いれば百通りの意見(見解)があると言われますように、会議を続けてもまとまりそうもない状態に陥るそうです。
しかし、政府機関に具申することが目的ですから、意見の集約が必要です。
結局は、世話役の役人がシャシャリ出て、官僚が思い通りの結論(具申内容)にまとめるのが通常だったそうです。
だったら、諮問委員会なんて官僚が事前に決めておいたことを後押しするだけじゃあないか!
正に、それが実態だということです。
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