欧米の映画・ドラマ業界における"Diversity & Inclusion"

10/17/2026

映画・ドラマ 人権

キバナコスモスとクマンバチ
キバナコスモスとクマンバチ

近年の欧米の映画・ドラマで白人と非白人をパートナー(夫婦・恋人・親友・仲間など)にキャスティングしたものが目立って増えてますね。視聴者に違和感を抱かれるのではと感じられる程、極端に走っていると思われるものも珍しくありません。
私自身が浮世離れしてきている思ってしまう程に、映画・ドラマの業界は大きく変わってきているようですね。

変化の要因には次のような背景があります。

  • 近年、映画賞の選考基準に変化が生じ、"Diversity & Inclusion"の規準がが強調され、スクリーン内だけではなく制作陣やテーマにおける人種の多様性が求められるようになりました。

  • 大手スタジオや配信プラットフォーム(Netflix, Desiney+など)は内部ガイドラインとして差別防止と人種の多様性を重視する方針を掲げています。

  • グローバル市場の拡大というビジネス戦略に基づき、視聴者層の価値観の多様性に対応することを考えるようになりました。

  • クリエーター側の表現意思にも変化が生じ、非白人キャラクターがステレオタイプ(偏見に基づいた描かれ方)や脇役に追いやられていた歴史を反省するようになりました。

【備考】
"Diversity & Inclusion"の日本語訳に関して、"Diversity"は昔から「多様性」と訳されてます。" Inclusion"は「包摂性」と訳される場合もあるようですが、適切な訳は未だのようですね。私はどちらの語も同じような意味だと思いますが、あえて区別した意味を、英英辞書の定義に沿ってご紹介します。

  • Diversity(ダイバーシティ)
    人種、性別、文化などにおいて異なった背景をもつ人々がグループや活動に参加すること、あるいは、参加している状態を意味します。

  • Inclusion(インクルージョン)
    社会のすべての人がリソース(資源)や機会に確実にアクセスできるようにするための方針や実践を意味します。

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