遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます

1/06/2020

国際政治 社会問題 祝日


子年の年賀状

旧年中は色々とお世話になり、感謝申し上げます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

というお定まりのご挨拶はこれまでとし、多少は面白そうな話題に移りたいと思います。

私が住んでおります大きな 団地には、遊び場、花壇、散歩道、テニスコート、駐車場などがある広い中庭があります。

そして、何故か、団地の敷地内(ベランダも含む自宅の外)での喫煙が禁止されております。
喫煙は、指定された特定の場所でしか喫煙ができません。
団地自体は自宅内での喫煙を禁止しておりませんが、家族に自宅内での禁煙を強制されている人たちもいるようです。

中庭のほぼ中央に灰皿とベンチが置かれています。
時々、その場で顔を合わせる人たちと、会話が弾んでしまうこともあります。
面白いことに、このような状態に押し込められていることに対する不平不満は話題になりません。
喫煙者たちは、既に洗脳されてしまい、物言わぬ集団となっているようです。

喫煙するために、その場に集まってくる人々は年配者です。
ですから、暫く会っていない人がおりますと、彼はどうしたのかなあ~…と気にするところまではイイのですが、もしかしたら、亡くなられたんじゃと思ってしまうところが問題なのです…

次の話題は、余り面白くないかもしれませんね…まあ、私が言ってみたいだけですので…

さて、旧年中もそうでしたが、本年も国際政治に関する諸問題が先送りになってしまう展開になりそうな気もします。
何回か申しておりますが、時間を掛ければ掛ける程に、中国は有利な状況になってゆきます。

米国の世界覇権は終焉を迎えつつあると仰る専門家が増えてきておりますが、その米国は、オスマン帝国の崩壊後にキリスト教世界に抑圧されてきたイスラム教世界が米国と対立することによって自立しようとしおり、欧米に虐げられた中華文明の栄華をもう一度と夢見る中国が米国をアジアから排除しようとしています。

米国は、正に、挟み撃ちに遭っている状況です。
この状況を打開するためには、北大西洋条約機構(NATO)と日本・韓国の軍事同盟をしっかりと機能させる必要があるのでしょうが…余りにも自己中心的になり過ぎた感のある米国は、それが出来るんでしょうかねぇ~。

日本はどうするべき、あるいは、どうすることが出来るんでしょうか…
日本は東京オリンピックで浮かれているんでょうが、浮かれている場合じゃないと言えそうです。

日本国民は決して裕福ではないという論調が漸く現れ始めましたね。

日本の一人当たりGDPの順位の推移グラフ
日本の一人当たりGDPの順位推移グラフ
ちょっと変な表示方法ですが、
位置が低い方が順位は高いということになります。
2023年の順位は、IMFによる予報です。
(クリックで拡大)

一人当たり(per capita)のGDPの国際順位が、その国の人々の豊かさを直接的に表すもではありません。
例えば、経済格差が大きい国と小さい国では、一人当りのGDPが似たようなレベルであれば、経済格差が小さい国の国民の方が経済的に恵まれていると言えます。一億総中流階級と言われた、かつての日本がそうだったのかもしれませんが…

2002年より経済格差が拡大してきた言われる日本は、ある意味、普通の国の仲間入りをしてきていると言えます。
従って、上の国際順位は、日本国民の経済状態を相対的に反映していると言えそうです…つまり、たとえGDPが世界第三位といえども、2018年のper-capita GDPが世界第33位というレベルでは、日本国民は決して経済的に裕福とは言えないということです。

日本は、右にゆくにしても、左に旋回するにしても、苦境に陥る可能性は充分にありそうです…何故なら、その選択を日本は自力では出来そうもないからです。

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