彼は卵です!?

10/05/2017

愛情 国際関係 歴史・文化

茹で卵と割って黄身が見えている卵

He is an egg.

私に教えてくれた人がどこから覚えてきた言葉なのか、どれだけポピュラーな言葉だったのかは知りません。

直訳は「彼は卵です」になりますが、含意は「黄色人種が好きな白人」という意味です。

見掛け(身体)は白で、中身(心)が黄色という、言い得て妙な比喩ですね。

そのような米国人は私も知っていますが、少なくとも表面的には、性格が穏やかで、自己主張の激しい一般的な米国人のイメージとは異なりましたね。

日本好きの白人である彼が女性に求めるものは、正に日本的と一般に言われる要素でしたので、まあ、比喩的に卵と言えなくもありません。
(日本的とは、どんな要素なんだ!という突っ込んだお話は、此処ではしません)

そして、彼は日本人と結婚したのです。
私は奥さんに数回お会いしていますが、う~ん、お互いに求めているものが違うのでは…と感じてしまいました。
例えば、奥さんは米国に住みたいと思っていましたが、彼は、出来れれば日本に住みたいと思っていましたのです。

彼女が男性に求めるものは、明るくてハキハキした活動的でリーダーシップのある人で、日本人の男性には多くないと思われるような性格でした。

どちらかと言いますと、彼女自身がそのような性格だっと思います。

つまり、彼女は中身(精神)が米国人的な男性を求め、彼は日本女性の中身(心)を求めていたのです。
ところが、それぞれの中身が外見とは違っていたというわけです。

このような大いなる勘違いと言いますか、思い違いが国際婚には珍しくないのかもしれないと思った次第です。

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