中国の安全性=お金で買えるISO認定

1/14/2015

企業 社会問題 中国 日常

ISOマーク

今更という感じがしないでもないですが…

巨大都市の上海は驚くほど治安が

意外と誤解されているかもしれない安全性に関して、巨大都市の上海は驚くほど治安がしっかりしています。
夜遅くに(多分、夜中でも)若い女性が独り歩きしても、特別に危険な場所でもなければ全く問題ないようです…

でも、確率の問題ですから、
夜遅くの一人歩きは避けるに越したことはないと思いますが…

ビルの警備管理は日本以上に物々しい

まあ、高級住宅や事務所が入っているビルの警備管理は日本以上に物々しいです…
安全性確保と言うよりは、お前たち庶民には関係ない場所なので近づくな!とでも言われているような錯覚(?)に陥ります^^;

企業が世に出す製品の安全性

しかし、企業が世に出す製品の安全性とその製造過程・環境の安全性ということになりますと、全く異なってきます…(-_-;)

ISOの認定を受けた工場は多いが…

中国の中小企業の中でもISOの認定を受けた工場を持つ会社は全く珍しくありませんが、その実態は……視察に行ってみると、どこにISOがあるんだ!?
と怒鳴りたくなってしまいます"(-""-)"

中国用のISO!?


中国向け用の特別なISOがあるのかもしれませんね…
お金でISOの認定を買っているだけだと言われていますので…

毒性の高い廃液を水田に捨てている

取引先の会社が塗装を外注しています。
その塗装業者は、被塗物の脱脂工程に使われた毒性の高い廃液を、なんと!?水田に捨てているのです…

勿論、中国でも禁止されている行為です。
その塗装業者は取り締まりを受ける可能性があります。

当取引会社に、その問題点を提起したところシラッとして、操業停止を食らう可能性があるが、そうなった時には、別の塗装業者を使うから問題ないとほざくのです…

安全性よりコスト

つまり、安い塗装業者を使えるだけ使うという、安全性に関する当事者意識は全くないというのが実情です。

勿論、弊社製品には、その塗装業者は使わないことにしました…

環境汚染による被害は悲惨

廃液を捨てられている水田のお米には、どれだけの重金属が含まれているのか、想像したくもありません(-_-;)

実際に何年もそのお米を食べている人々がいるという悲惨な実態があります。

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