水辺に佇むカモ |
1,000CCの二人乗り小型車という報道です。
(下の写真はコンセプトカーです)
ヤマハのコンセプトカー 1L.の二人乗り小型車 |
という疑念ではないでしょうか。
環境対策・安全性の要求が高まり、近年の自動車開発には巨額の資金が必要です。
まあ、先手必勝ということで、大手自動車メーカー達が率先して開発努力を続けています。
また、携帯電話の世界同様に、
IT技術を持つ企業(Google)等が参入してくる可能性も高まり、市場の開発競争は一段と厳しくなる方向です。
ヤマハ発動機の資金が豊富だとうことも考え難いですが…
縮小してしまった二輪市場を考えますと…
四輪に向かうしかないんでしょうかね。
また、何故、
日本ではなく欧州なんでしょうか…
単なる四輪市場への参入ではなく、ホップ・ステップ・ジャンプ的な戦略がありそうな印象です。
トヨタ自動車がヤマハ発動機とBMWをくっ付けようとしているとするなら、面白いですよね。
ところで、ヤマハ発動機の母体は日本楽器製造(現ヤマハ)なんですね…
関連性のイメージが湧きませんが、車の内外装に利用できる技術があるのだそうです(^_^;)
同社は四輪自動車の技術をもっていなかったわけではなく、1964年以来トヨタ自動車と提携関係にあり、エンジンを初め様々な技術を提供してきているようです。
スポーツカー「トヨタ2000GT」のエンジンに音叉のマークが付いていたのが思い出されます。
ヤマハの音叉のマーク |
2000GTの瀟洒な車体内外装も、ピアノやレジャー用船舶で高級品の経験を持つヤマハのノウハウが入っていたということです。
トヨタの高級ブランド「レクサス」が販売したスーパーカー「レクサス・LFA」のエンジンもヤマハ発動機が開発協力しているそうですが…
“Top Gear”での評価は、残念ながら、低いです…
勝手な妄想としては、スバル+ポルシェ、ヤマハ+BMWとなったらイイですねぇ~。
PS.
ヤマハ発動機が4輪参入を断念
2018年12月11日の中期経営計画は発表会で社長の日髙祥博氏が「4輪車事業への参入を検討してきたが、量産時の技術的な課題の解決が難しいとの結論が出た。加えて、どの地域でどのような車両を提供するかという問いに対しても、シミュレーションを繰り返してきたが、投資額が大きく回収が非常に難しいだろうということになった」と断念することを発表しましたね。
思いますに、世界がEVへ向けて動き出していますので、ヤマハのエンジンという資産が資産ではなってゆく状況下で4輪車を開発することには、コスト的及び技術的に無理があるのでしょうね。
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