中国の取引先…金属加工成形業者が日本の同業者で商売の継続に興味を失っている会社を買いたいと言出だしました。
彼らのビジネスは、米国への輸出を主とする貿易です。
国内販売は殆どありません。
中国では商売の80-90%が輸出という加工成形業者が結構多いです。
こんなに巨大な市場の中にいるのに何故に国内商売を拡大させないのか不思議に思われますが、思うに、国内商売の利益率は低くて、しかも、商売に伴うリスク…顧客の不払い問題に嫌気が差しているのでしょう。
当取引先も、国内に投資するのではなく日本に投資して、販売開拓のみならず、より優れた技術も手に入れようという思惑をもっています。
商売が上手くゆかなくなった、あるいは、商売を継ぐ子供がいないというような会社があれば、買収の検討をしたいと言います…
実は、中国でも日本人/日本の会社が、中国のそのような会社や既に休眠している会社などを買ってビジネスを始めた例は少なくないようです…
新規に会社を設立する時間と初期投資(資本金も)が節約できます。
しかし、中国人が日本で大量に買物をする話題が沸騰していますが、疲弊する日本の中小企業が中国企業に買い漁られるとするなら…
由々しき問題だと思うのですが…
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