形態が複雑化しただけで搾取は相変わらず

2/27/2010

意見 政治

イズヒグラシ
椿イズヒグラシ

歴史上、国あるいは領土全体に都市が広がって繁栄したという時代はないと思います。
何故なら、国民あるいは領民の大部分(90%以上)から彼等の労働によって得られた果実の多くを搾り取る為に、繁栄する主要都市は1~2箇所に限られる必要があったからです。

それは、社会構造が複雑になっている現代においても同様です。
社会的価値を生み出す手段は労働にしかないわけですから、相対的な富者は己自信の労働力だけではなく他者労働力も確保しなければ相対的富者とはなれないわけです。

他者の労働力を確保する方法は色々あります。
たとえば、家畜のように強制的に働かせることも一つの方法です。

しかし、現代においては特殊な状況下にでもない限り、直接に強制的な奉仕を望むことは非現実的です。
従って、錯綜する経路・制度(法律も含む)・仕組み等を駆使して目的を達成するのです。

その中には、単なる労働価値の格差やのみならず、税制があり、税の使われ方もありますが、すべては政治に関わることです。

要するに、今に不満があり武力による革命を期待する気がないのなら、自分の望む政治を志向し、且つ、具体的に行動を起こしている政治家を支持するのが最も効率的な方法です。

注意しなければならない点は、
マスメディアに持ち上げられて言葉だけの上滑りをしている政治家が多すぎるということです。

まあ、近年のマスメディアは墓穴を掘りまくっていますので、政治家だけではなく評論家諸氏の選別も比較的し易くなってきてはいます(^_^)

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