越冬する夏みかん 実った果実が冬を越して翌年の夏が食べ頃になることから、 ナツダイダイ(夏代々)の別名があるそうです。 |
政治家小沢一郎はとにかく面白い!
好きか嫌いか、同意できるか否かを国民が判断出来るように、明確な言動を示してくれる貴重な政治家です。
若手も含め殆どの政治家はぬえ的で、信頼すべきか否か判断しづらくて不安感を抱かせます。
ですから、小沢氏は昔から非常に際立っている政治家なのです。
しかも、小沢氏は、他の政治家とは違ってマスメディアになびきませんから、不遜なマスメディアとしては恥も外聞もなく彼をバッシングし続けるのでしょう。
普通の政治家なら、マスメディアに叩かれ続けてとうの昔に降参するか潰されるかしていたのでしょうが、如何せん彼はへこたれないどころか、のし上がってくるものですから、米国一辺倒の旧体制に拘るマスメディアの背筋も凍ってきているのかもしれませんね(^_^)
今回も、次期中国の主席と目されている習近平国家副主席と天皇陛下が会見なさることをを強引に進めたと言われ(小沢氏本人は否定していますが)、天皇陛下の政治的利用であると姦しく非難されています。
また、政治的中立の意味が分かっていないとしか言えない宮内庁の羽毛田長官がマスコミに苦言を流したものだから、小沢氏が怒って憲法上の解釈を持ち出して反論したことにマスメディアが飛びついた状況です。
読売新聞などは、有識者(学者)2~3人に小沢氏の発言を批判させています。
公平を期する新聞としては賛成意見と反対意見を同数掲載するべきなのに、賛成意見を全く掲載しないのですから恰も戦時中のような報道です…
厚顔無恥と言えます。
さて、問題の核心ですが、天皇陛下は政治的に利用されてはならないということは幻想でしかありません。
憲法に謳われる「国事行為」とは、国の政治に関する事柄を行うことです。
しかし、 憲法上それは天皇自らの意志でもって主体的に行うことではなく、内閣の助言と承認により行うことになっています。
すなわち、実態は時の政権が天皇を政治的に利用しているということになります。
野党にはその資格がないのです。
つまり、天皇は政治的に独立していない、あるいは、独立してはならないということですので、天皇の機能をサポートし取り仕切っている宮内庁の役人が時の内閣に表だって苦言を呈することは大問題なのです。
このような問題が高じて宮内庁の発言・意見が内閣に対して力を持つようになってきますと、内閣が宮内庁の顔色を窺うようになり、ついには天皇陛下のお言葉として宮内庁が内閣に内々に影響を与えることになりかねません。
政党によって宮内庁の態度が変わるという可能性もあります。
このようなことが起こるとしますと由々しき問題です。
中国の歴史で宦官が実権を握った過程に鑑みますと、全くの杞憂とも言えないでしょう。
要するに今回のマスメディアの騒ぎも、為にする…
つまり、一連の小沢バッシングの一環でしかないのですね。
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