東照宮の菊花展に咲く大輪の白い菊 |
久し振りに韓国映画の日本語タイトル「妻が結婚した」(原題: 아내가 결혼했다)を観ました。
表面的な主役は、可愛いソン・イェジン(손 예진, 孫 藝珍)と背丈が180cmのキム・ジュヒョク(김주혁、金柱赫)ですが、実質的には、キム・ジュヒョクが主役で、ソン・イェジンは準主役(助演)です。
女に対する男の行動パターンを女が逆にやってみせるというストーリーですが、抑揚を抑えたフラットなストーリーですので、何かを発散させたいと思って観る対象の映画ではありませんね。
それなのに、何故(-_-;)最後まで観てしまったかと言いますと、ソン・イェジンが可愛いからです(^-^;
韓国映画「「妻が結婚した」(原題: 아내가 결혼했다) |
結婚には向いていないと思っている女が愛する男に迫られて正式に結婚するのですが、そのうちに、夫より若い男が好きになり、その男とも結婚すると言い出します。
夫は猛反対するのですが、彼は彼女を手放せない程に愛してしまってますので、なし崩し的に彼女の行動を認めてしまいます。
勿論、その若い男との結婚は正式なものではないのですが、彼の両親には結婚したものと思わせているのです。
多少の紆余曲折がありつつも、二人の男はお互いの結婚生活を認め合いますが、そのうちに彼女に赤ちゃんができてしまうのです。
さあ大変です…一体どっちの子供!?と夫は妻に追求するのですが、妻はのらりくらりと誤魔化して誰の子供かを言ってはくれません。
赤ちゃんができるまでは男女の単純な逆転したパターンだったのですが、できてからは逆転パターンは維持できないのです。
何故なら、男が妻と愛人を維持し、それぞれに子供ができても、基本的には、自分の子供かどうかで悩む必要がないからです。
この点は、男女の行動パターンを単純に逆転させられない局面ですね。
まあ、この映画の作者が主張したいことは、男が身勝手な行動をとるなら、女だって同じような行動を起こすことはできるんですよということなのでしょうね。
勿論、違う見方もできますが、浮気した妻を許せないでいる友人を主役のキム・ジュヒョクが「何回も女と遊んでいる(浮気している)お前が、妻の一回だけの浮気をなんで許せないんだ!」と罵っている場面を見て、作者は女性の立場に立っていると感じたのです。
男女がくっつく可能性が高まるのであれば、色んなパターンがあってイイと思います。
子供を作るのは女性であって男性ではありませんので、できるだけ女性が満足できる男女関係の環境を整えてゆくことが大事なことでしょうね…それが人類の目的に適っていますので。
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★男中心の社会が変わるなら、男女の人生の選択肢は広がるのでは…
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