ムスカリ |
複数の老齢の家族を持つ方がいらっしゃいます。
おひと方は、90才を超えたおばあちゃんです。
もう一方は、15・6年いっしょに暮らしているワンちゃんです。
おばあちゃんがワンちゃんを散歩させているところを見ますと、ワンちゃんはとてもワガママに見えます。
ワンちゃんが座ったまま動こうとしなくとも、おばあちゃんは待っています。
時々は、首に掛けた紐を、軽く促すように引いたりはします。
でも、ワンちゃんは全く意に介すそぶりも見せません。
しかたなく、おばあちゃんは、そこに立ったまま待っています。
ワンちゃんも老齢ですので、一休みしたいんでしょう。
でも、夕方とはいえ未だ暑い最中、ワンちゃんも、おばあちゃんにチョットは気を遣ってもイイんじゃないのかなぁ~と、ツイ思ってしまった自分に呆れました。
ワンちゃんとおばあちゃんは、まるで余生の長さを競っているかのようです。
ご家族の方の心配事は、ワンちゃんが先に死んだ場合、おばあちゃんが大変気落ちしてしまって、後を追うような結果になってしまうんでは、ということでした。
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