寄らば大樹の陰のツツジ |
メルマガまぐまぐで面白い記事が目に付き、読ませて頂きました。
有名な国際関係アナリストである北野幸伯氏が書かれた、“まるで孔明の罠。習近平が「反日戦略」を方向転換してきたワケ”というタイトルの記事です。
内容は次のサイトにあります…
http://www.mag2.com/p/news/16469
記事の内容には、北野氏は人気があるということを納得させられる面白さがあります。
特に、2012年11月に中国がモスクワでロシアと韓国に「反日統一戦線構築」を提案したという、その下記の骨子を知りますと、今となっては成程と納得させられます…
その通りに動いてきました。
- 中国、ロシア、韓国で、【反日統一戦線】をつくろう!
- 日本には、北方4島、竹島、そして【沖縄】の領有権もない
(つまり、沖縄は【中国領】である) - 【アメリカ】を反日統一戦線に引き込もう
彼は、そうではないと仰ってますが…
戦後70年経っても、それで飯を食っている専門家たちでさえ、相も変らぬ米国頼みのようなこと言っているだけで、何ら独自性が創造されていないのですね。
日本が独自性を全面に押し出して国際政治の場で戦わなければ、アジアを中国と米国が妥協的に制覇し、日本はアジアの単なる一国という立場に貶められてしまうように思います。
米国は、極端な言い方をすれば、いつでも中国の体制を民主化できると考えているのではと思っています。
これも極端な見方ですが、今それをやっても大きく利益を享受するのは日本であり、米国ではないでしょう。
そいうことで、米国は腰を上げないのだろうと推量します。
米国は中国と緊張感の中で協調する方が、将来的に大きく利益を享受できると考えていそうです。
アジアにおける米国の直接的な影響力を確保して、形式的に中国中心のアジアにし、落ち着いた段階で、米国が中国体制を崩壊させれば、アジアの利権はすべて米国のものになるでしょう。
そのような戦略を米国はもっているのではないかと推量しています。
ついでに、米国国民の多数は、日本が地理的にアジアのどこに位置しているかさえも知らないのですから、その国民が支持する米国政府が日本のための日本の将来を考えていると
考えること自体が滑稽でしょう。
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