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古代蓮の里に大きく開いた花 |
だいぶ古いデータで申し訳ありませんが、今回は肥満のお話です。
米国の肥満に関する2006年9月14日の政府レポートによりますと、肥満住人の比率が最も高い下記の3州では、肥満住人の比率は少なく見積もっても30%以上はあるそうです。
米国の肥満に関する2006年9月14日の政府レポートによりますと、肥満住人の比率が最も高い下記の3州では、肥満住人の比率は少なく見積もっても30%以上はあるそうです。
〇 ルイジアナ州
〇 ミシシッピ州
〇 ウエスト・バージニア州
〇 ミシシッピ州
〇 ウエスト・バージニア州
〇
コロラド州
〇
コネティカット州
〇
ハワイ州
〇
バーモント州
調査対象は全米30万人の成人男女で(自己申告)、その結果は米国民の60.5%が太りぎみ、23.9%が肥満であり、3%が極端な肥満とのことです。
全体の肥満率は、年々高くなってきていますね。
• 1995年 - 15.6%
• 2000年 - 19.8%
• 2006年 - 23.9%
しかし、2004年に調査対象の人々の身長体重を実際に計量した別のレポートでは、米国の成人全体の肥満率は32%となっているそうですので、上記の結果はチョット抑え気味かもしれません。 上記の調査での身長体重は自己申告だったそうですので、太っている人が少なめに体重を書き込んだとしても不思議はありませんよね。
興味深いことは、肥満比率が最も高い上の3州は、生活保護の必要性から判断した6つの最も貧困な州の中に入っているそうなんです。 日本では、どうなんでしょうかね? 偏見に満ちたお話しを最後の方で…
さて、日本の統計は成人男女別の肥満か否かだけですので米国とは比較できませんが…2003年の調査結果での肥満は、男性30-59才が30%以上で、女性は30才代から増えてゆき60才代で30%を超します。
1983年→1993年→2003年の10年単位の推移では;
- 【男性】
20才代を除き、順調に肥満割合が増えてきているようです。 男性20才代は女性の強さの影響が出ているせいか、1993年→2003年で16.9%→14.8%に減ってきています。 - 【女性】
40才代と50才代で減少し、70才以上(2003年で28.3%)では増えてきています。60才代は、1983年→1993年で増加(30.6%→35.3%)し、2003年で30.3%に戻ってます。
女性の方が健康ブームに乗ったということでしょうか。ここ10年ほど、TVや女性雑誌は健康オタクの様相を呈してきているようですから。
それにしても70才以上では何故増えているんでしょう? 以前は、老いと共に体が痩せ型の方に向かうイメージだったんですが、長寿傾向のため老いが遅れているんでしょうか? 私は、良い傾向だとは思うんですが… 老人病の特徴が変わってくるかもしれませんね。
スペインでファッション・モデルの体重制限が話題になったことがありましたね。肥満はダメに決まってんだろう、とおっしゃる方は拒食症の問題に疎い方なんでしょうね。
逆の話なんです。痩せすぎはダメで、BMI方式で18以上にするということだったらしいんです。拒食症の問題もあり、健康管理上よろしくないとのことでした。
スペインに留学経験のある娘いわく「スペインはデブが多いから… 」…なるほどね…痩せすぎ制限しなけりゃ、モデルの数が足りなくなっちゃうんだ!?と当時は思いましたね。
ところで、皆さんはご存じなんでしょうけど、BMIで25以上が肥満となっているんですよね。
娘に「おい、お父さんはギリギリ肥満じゃないぞ!」
「はあ?… 」
「BMI方式で25を、なんとか切ってるんだ」
「今どきBMIで判断している人なんかいないわよ!」
「エッ、だって正式な方式なんだろう?」
「そんなことより、自分の体、カガミに映してみたらっ!」
「!? !? … 」
とケチョンケチョンにコキオロされたこともありました。
米国で最も肥満比率の高い三つの州が貧困州全体の半分を占めていることで、スナック菓子をポリポリ食べながらテレビを観ている映画やドラマのシーンが連想されました。
「おまえなあ、短絡的すぎるんだよ。肥満率が高いのは最も貧困な6州のうちの3州だけだろうがあ。残りの3州はどうなんだ?」
「!? … 分かりませんです。済みません」
【ご参考】
★学者が紹介する短期間で痩せる方法!?
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