彼岸花 |
新聞等のマスメディアは、世論調査(アンケート調査)を頻繁にやっています。
電話が掛かってきて対応した方々も多いことしょう。
質問に対しての回答選択肢に当て嵌まるものがないと思っても、近いものを選択してくださいと言われて、無理やり選択させられたというケースも少なくないことでしょう。
世論調査では、一般的にサンプリングと言われる調査対象の特定集団から直接の調査対象者を抽出する方法が大きな要素となるようです。
地域的な範囲が広がれば広がるほど、局地的な特異性が現れますので、サンプリングが難しくなりますでしょう。
しかし、問題は、そのような基本的技術の課題ではなく、アンケートの;
- 質問順番
- 質問内容
- 回答選択肢の内容
たとえば、次の2種類のアンケート内容では、異なった結果が起こりえると思いませんか?
(1) 「今回の総選挙に勝った民主党政権は、
二重権力構造になると思いますか?」:
- 思う
- どちらかというと思う
- どちらかというと思わない
- 思わない
- 分からない
二重権力構造になる可能性があると思いますか?」
- ある
- どちらかといえばある
- ない
- わからない
初めから、「二重権力構造」って何ですか?
と質問したくなる方々も少なくないでしょう。
また、「小沢=二重権力=悪」という単純イメージをマスメディアが作り上げてしまっているわけですから、単なるマスメディアのイメージ作戦の成功率調査に終わる可能性も大ですよね(笑)
【ご参考】
★退廃したマスメディア問題の核心に触れた記事
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