川べりの夜景 |
死にそうになりましたよ!
外だけではなく、ビルに入っても寒い…
最低気温はマイナス0℃前後ですが、温まれる場所が大変少なかったです。
事務所でも、みなさん、防寒服を着て仕事をしています。
手が悴(かじか)んで、思うようにキーインできなくなることもありました(笑)
要するに、みなさん節電で暖房していない所が多いんですね。
日本人達は、中国人は寒さに強いって、大変感心しています。
広々とした自宅に帰っても、古いエアコンの暖房が余り利きません。
真冬の夜の0時過ぎ頃に、突然、電源が落ちて真っ暗になったことがあります。
室内にはブレーカーが付いてはいるのですが、そのブレーカーをチェックしても、すべてのスイッチがオンになっているではありませんか!?
ガタガタ震えながら、オォー、どうすりゃいいんだあ~!って思いましたね…真冬の真夜中ですよ!
ラッキーだったのは、たまたま中国人の友達が来ていたので、一緒に、建物の外にある警備員室まで行き、事情を説明したのです。
しばらく待たされた後、警備員と一緒に私の部屋のある建物まで戻り、エレベーター・ホールにある配電盤の中のヒューズを交換しました。
それで解決しましたが、どうも、珍しいことのようではなく、良くあるケースのようでした。
案の定、それ以後、もう2回ありました。
まだまだ二度と経験したくはないと思う真冬の経験はありますが、その中の一つに、上海から常熟までのバスでの移動があります。
普通は、上海南站から長距離バスに乗って、快適(!?)に行きます。
ところが、日本のメーカーの出張者二人と上海の中心街から外れた顧客を訪問した後に乗り込んだ常熟行きのバスが、なんと! 市内を走っている普通のバスなのです…
しかも、バス自体が古くてガタビシするような感じで、座席は薄いビニール張りのもので暖房などは、利いていないのではなく、入っていない(スイッチがオンになっていない?)のです。
更に悪いことには、各停の定期バスなのです。
これでは目的地の常熟まで2時間では着きません。
とにかく、常熟に行かなければなりませんので、中国人スタッフを入れた4人で、そのバスでの移動を敢行したわけです。
バスに乗っていて、思った以上に寒いのです。
私たちは体をちぢこ(縮)めて耐えています。
私の座席は運転手の真後ろでした…時々、酷く冷たい風が入ってきます。
なんと!
運転手が時々窓開けてタバコを吸っているじゃありませんか!?
オイオイ、勘弁してよっていう思いはあっても、注意する勇気も余裕もありません(笑)
本当に常熟に着くまでに凍え死ぬんじゃないかと思いました。
3時間近くも掛かって、ようやく常熟のバスターミナルに到着し、ガタガタ震えながらバスから降りた我々4人は、何とか無事に着いたことをお互いに目で確認し合い、ちょうどお昼どきでもあったので、どんな料理でもいいから、出来るだけ近くの食堂に入って温まろうと即座に意見が一致して、表通りに出て直ぐに目に入った道路の向う側にあったレストランに飛び込んだのです…
ギョ!?ギョギョギョ!?
4人は目を合わせた瞬間に外に飛び出しました…
そのレストランでは暖房を入れていなかったのです!
でも、私のスタッフは、さすがに中国人です…中國のコーヒーショップ(カフェテリアのこと)は暖房が利いていて食事もできると言います。
そうか助かった、そのコーヒーショップに直ぐに行こうということになりました…が、その中国人は、常熟にそれがあるのかないのかすら分からないと言います…
まあ、しかし、その存在に賭けるしかないということになり、タクシーに乗って運転手に訊こうということになったのです。
結構離れた場所までタクシーで移動しましたが、なんとか満足のゆくコーヒーショップに辿り着けて、一同本当に生きた心地になりました。
食事も美味かったです(笑)
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