買うこと、あるいは、所有すること自体が目的となりがちです…
情けないですがね…
不断持ち歩き用の英英辞書で、
少しでも自分のレベルに合うものがあればという気持ちが抑え切れず、たまたま覗いて見た港匯ビルに入っている新華書店で見かけた辞書を買ってしまいました…60元也です。
”Merriam-Webster's Dictionary and Thesaurus”です。
初版が2006年で、その後に改訂版は出ていませんので来年には出るのかもしれませんね。
私が購入したのは2013年版ですので、誤植関係も是正されているだろうと期待しています。
それまで使っていた
”Oxford New Desk Dictionary and Thesaurus”(出版社はペンギン・グループ)とはベース辞書が違いますが、その他の主な違いは;
- エントリー語数…Oxfordが15万でMerriam-Websterが5.7万…
極端な違いだが、6万未満でも持ち歩き用の辞書としては充分
- 語・語句の定義の順番が、Oxfordは頻度順で、Merriam-Websterは発生順
(使われ始めた順…自分は頻度順の方を好む。
使われ始めた順では頻度が分からない…古い方でも頻度が高い意味がある)
- Oxfordには同意語の解説コラムが掲載されている場合もある。
Merriam-Websterは類語を表記しているだけ…これはOxfordの勝ちと言いたい
- 定義の分かりやすさは、どうも語・語句によって、Merriam-Websterが気に入ったり、逆にOxfordの方が気に入ったりするので、一事が万事のようには判断できないが、全体的にはMerriam-Websterの方が丁寧だ(分厚い分!?)
…Handyタイプの辞書に、これ以上を望むことには無理がありそう…
単に定義の分かりやすさや易しさを追求するなら、LongmanやMacmillanに期待するしかない…しかし、これは、多分、次元の違いだ
- Oxfordが明かに勝っている部分は、同義語解説以外に、
Merriam-Websterには他動詞と自動詞の区別がなく、動詞が次にとる特定の前置詞などが記載されていない場合が多いという点だ…
これだけで、この辞書を選択しない人達が多いかもしれない…
自分が気にしたのは自動詞・他動詞が明示されていないという点だけで、今でも、その明示はあった方が良いと思っている
- この手の辞書では語数はす少ない方だが、それにも拘らず、分厚いと思ったOxfordに輪を掛けて分厚い
(この分厚さは持ち歩ける限界を超えているかもしれない…総ページ数:1232)
- 分厚い割には文字は小さいが、Oxfordよりは多少なりとも読みやすい。
なんと、あの大辞典のMerriam-Webster's Collegiate Dictionaryよりも見易い/読み易いですから、いかにCollegiateの文字が細かいか…
ちょっと、酷すぎますよね…
大学生専用なので問題ないということなのでしょうかね…
年取った大学生もいる時代ですのにね
- どちらの辞書にも、定義で使われている単語に、それぞれの辞書に載っていない単語がある(これだけは是正して欲しいのだが…)
上記の違いを再考しますと、Oxfordの方が、読み易さ以外は、良さそうですよね。
それでも買ってしまったんです…
何故って、定義が全体的に、比較論で、Oxfordよりも丁寧だ(分かり易いという意味ではありません)と思ったことと、読み易さと、Merriam-Websterが一冊欲しかったからです…
とは言っても、読み易さが衝動買いをさせてしまった直接的な誘因ですね。
再々考してみますと、第三改定版のOxfordに比べて、Merriam-Websterは編集が雑な感じがします。
やはり、改訂版を待った方がよさそうですね…私は使わせて頂いておりますが…
類語が必要なければ、
”Webster’s New World Dictionary”の方が良さそうに思いますが…
私はそう思います。
【3月17日】
衝動買いは恐いですね(-_-;)
早速、中国アマゾンに注文しました。64元+送料5元です。
ページ数が28ページも増えてますので、更に分厚くなっているようです。
まあ、比較する楽しみもあるということで、腹立だしさを抑えることにしました…
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